🔄 最終更新日 2024年2月18日 by takara_semi
そういえば最近
「イノベーションを起こすために学ぶべきことは何？」
かを考えてたんだ。教えてマスター！！
ふむふむ。。なるほど。。
「イノベーションを起こすために学ぶべきことは何？」
ですか。。それはつまり、こういうことを知りたいんですね。
イノベーションを起こすために学ぶべきことは以下の通りです。
問題解決能力の向上： イノベーションは問題を解決するためのアイデアや方法を生み出すことによって生まれます。したがって、問題解決能力を向上させることは、イノベーションを促進するために不可欠です。
クリエイティブ思考： イノベーションを起こすためには、クリエイティブ思考が必要です。クリエイティブ思考を促進するためには、自分の考え方を柔軟にし、新しいアイデアを取り入れることが大切です。
マーケティング知識： イノベーションを成功させるためには、マーケティング知識が必要です。マーケティング知識を持っていることで、顧客のニーズを把握し、競合相手との差別化を図ることができます。
リスクマネジメント能力： イノベーションは、新しいアイデアや方法を生み出すことによって生まれますが、その際にはリスクが伴います。リスクマネジメント能力を持っていることで、リスクを最小限に抑えながらイノベーションを進めることができます。
チームワーク能力： イノベーションを起こすためには、チームワーク能力が必要です。複数の人々が協力してアイデアを出し合い、実現することで、より創造的なアイデアが生まれ、成功の可能性が高まります。
以上のような能力を身につけることで、イノベーションを促進し、ビジネスや社会に貢献することができます。
といったところでしょうか。
なるほど！マスターはなんでも知ってるね！ありがとう！
んー。。マスターの言ってることは本当かな？論拠も証拠も不明な部分が多いし。。。シンジ君はいつも、マスターの言うことを鵜呑みにするよね。マスターの言う情報は大丈夫かもしれないけど、場合によっては、悪意のある情報にだまされたり、間違った情報におびやかされたりすることだって、あるんだよ！気を付けてね！
くー。。。ぐうの音も出ない。。そうなんだよな。最近、自分でもよく分かってない情報を、そのまま自分の考えみたいに話したり、信じたり、発信したり。。。とか、そんなことはいいんだ！！じゃあどうすればいいの？
そうねえ。。まずは「文献や、確かな機関で発信された情報」を確認するのが良いかしら。学術論文(Googleスカラーなどが活用可能)、文献(図書館、電子図書館の活用)、信頼できる機関の発信(教育機関や行政機関、研究機関、企業など)なんかは、信頼できる、強いエビデンスになるし、個人の発信であっても、優良な機関などに属する人や著名人の発信は、参考意見にはなるよね！
そもそも人工知能(AI)は自分の知識が正しいかどうかに関わらず「自信満々にそれらしく」答えてくれるから、要注意だよ！
人工知能(AI)に限らず、ネットニュースやTwitterなどのSNSをはじめ、現実世界での噂話、ゴシップなんかも、そのまま信じるのではなく、一度自分で調べて、考えて、納得できるものかどうかを確かめるようにしよう。まあ、興味がない話なら、そもそも気にしないという手もあるね！！
りてらし子さんのことは信じてるよ！とても勉強になったよ！ありがとう！！マスターの意見はそれとして(AIならこう答えるんだってこととして)、やっぱり、自分たちで考えてみるね！！
【シンジ君がみんなと話し合ったまとめ】
イノベーションには罠がある．その罠とは，技術革新の相互作用による負の側面として現れる．それはイノベーションの過程においても，結果においても，である．
その一例として地域の「迷信」による誤った技術開発の話がある．東南アジアや香港では，「空気は温度が低ければ低いほど清潔だ」という誤った認識から，強い冷房機能へのニーズが高まり，現にその市場にあったエアコン技術が広く受け入れられている．しかしこれは誤った開発であり，イノベーションのあるべき姿は，室温に関する正しい知識の教育による市場の意識改革の下での技術開発である．
日本は素晴らしい技術を持っている．技術開発が活発な土壌でもある．しかし問題は，先進的・前衛的な技術開発が受け入れられる市場を作ることができるかどうかである．その際「教育産業」こそが，最も重要となる．先に述べた迷信の意識改革は「誤りの是正」であったが，今の日本では，「新しい技術に対し寛容になる」という意識改革が必要とされているのではないだろうか．そうして，新技術が市場に広がり，社会と技術とが「良い」相互作用を起こし，将来の豊かな日本を創っていくのではないかと思う．
技術だけがイノベーションを起こすわけではない．教育も含め，イノベーションについて広い視野を持って学ぶ必要がある．
＜参考文献＞
[1] Clayton M. Christensen etc., “イノベーションのジレンマ”, Harvard business school press(2001).
[1] Clayton M. Christensen etc., “イノベーションのジレンマ”, Harvard business school press(2001).
問題・課題に対する回答は無数にあります。シンジ君たちの考えも、マスターの考えも、その正しさはさておき、一つの主張であり、意見です。自分なりの意見を持つことや、他人の意見をサポートすることは勿論、与えられた情報の真偽を判断できることも、素晴らしい能力で、これから求められる力でもあります。皆さんも、気軽にコメントなどから議論に参加してみて下さいね。
