例1 It is necessary for Tom to drink tapioca tea right away.
(トムは直ちにタピオカを飲む必要がある。)
解説:”It is…for A to + 原形” という構文は「Aが~することは…である」という意味になります。Itは形式主語で「 to + 原形」 (名詞的用法のto不定詞)の部分が真主語です。そのためItは「それは」とは訳しません。
例2 But it took Tom an hour to drink tapioca tea.
(しかしトムはタピオカを飲むのに1時間かかった。 )
解説:”It takes(costs) + 人 + 時間 + to~ “という構文はそれぞれ「<人>が~するのに<時間(お金)>がかかる」という意味になります。いずれの構文でも<人>を表す必要がない時には省略されます。
(例文は随時更新します。)
大器晩成の偉人シュリーマンの教える語学学習のコツを紹介します。彼は貿易商として活躍する間に、なんと15カ国語を話せるようになったといいます。彼は言語修得のコツとして次のような事を言っています。
私はあらゆる言語の習得を容易にする一方法を発見した。非常に多く音読すること、決して翻訳しないこと、毎日一時間をあてること、つねに興味ある対象について作文を書くこと、これを教師の指導によって訂正すること、前日直されたものを暗記して、次の時間に暗唱すること。私の記憶力は少年時代からほとんど訓練しなかったから、弱かったけれども、私はあらゆる瞬間を勉学のために利用した。
これは現代人にも通用する、非常に効率的で実践的な語学習得法です。つまり英語を習得するには「正しい英文を好奇心を以って継続的に音読する」ことが近道だと考えられます。
英語ができて当たり前の世界
カナダのTOEIC平均点はおよそ850点、ドイツではおよそ800点あります。一方、日本はおよそ500点で、英語教育が充実している「英語先進国」の一つであるにも関わらず、とても低い得点となっています。このような「差」はなぜ生まれるのでしょうか。その一つの要因は「英語に接する機会がどの程度日常的か」だと考えられます。現状、毎日英語に触れる日本人は、そう多くないでしょう。単純に、英語に接する機会、英語を必要とする機会が増えれば「英語ができて当たり前」の国になることは、容易に想像できます。また平均点が800点以上の国が複数あるということは、TOEICが人間にとって、それほど難解なテストではない、一つの証拠とも言えるでしょう。就職や留学などではTOEICの得点で英語力が評価されます。日本では730点で十分な英語力を要していると認められます。「ドイツの平均」以下で十分なのです。こう考えると、英語に対するハードルが少し下がるように感じませんか。
本ブログ「タピオカ英語」では、すべての例文にタピオカが含まれています。タピオカの話題は毎日尽きません。つまり、タピオカに触れるたびに、英語を思い出すようになれば、日本にいながらも、自然と、毎日英語に触れることができるようになります。そうなれば、後は気付けばバイリンガル。タピオカと共に、英語を美味しく習得してしまいましょう。
英語を学ぶメリット
・世界中の情報を得ることができる(最先端から古典まで)。
・自分のニュアンスで英語をかみ砕き、イメージすることができる。
・世界中で生きていける。
・長生きできる(論文有)。
英語を学ぶデメリット
・習得に時間がかかる。
デメリットはこれだけです。
近い将来、当たり前に求められる能力
これからの社会を考えるとプログラミングと英語は必須のスキルとなることは容易に想像できます。プログラミングは、英語よりも習得が容易でしょう。なぜなら、一人で楽しみながら、実践しながら、学習可能な能力だからです。同様に、英語も一人で楽しみながら、実践しながら、学べる環境を作ってしまえばよいのです。例えば「好きな人の母国語が英語」であれば、明日何を話そう、どんなメールを送ろうと考えるだけで、モチベーションも高まり、楽しみながら、実践しながら、英語を習得することができます。他にも「好きな音楽が英語」であったり「好きな映画が英語」「好きな本が英語」なども、モチベーションを維持しながら、そして何よりも楽しみながら、英語を習得することができる環境にあると言えます。
日本語でもそうですが、理解したい、伝えたい、という気持ちなしに、言語の習得はなしえなません。
沢山の好きな英語を理解し・伝える「成功体験」を積み重ねることで、モチベーションを保ち、楽しみながら継続的に英語に触れ、将来必須の英語力を身に付けていきましょう。